Quantcast
Channel: ゙半農生活をはじめよう!野菜栽培レッスンプロのブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 20

サクラの季節、下弦の月。菜園イースターはハーブの植え替え

$
0
0
今日は旧暦2月21日、今日から清明ですね。
この後、4月の下旬ごろから、節季は穀雨に変わり、
ゴールデンウィークに、立夏、八十八夜を迎えます。
 
八十八夜は、立春から八十八日目で
農家の口伝では、八十八夜の別れ霜っていって、
霜にバイバイ!、もう霜の害は起きないって
時期ですが、
 
イースターは、立春(厳密には立春直近の新月)
から四十日、
 
五旬節がイースターから五十日目になるので、
キリスト教会暦の五旬節と八十八夜は、
ニアミス的関係にあります。
 
(イースターは、立春直近の新月から日曜日を除く
四十日で、春分直後の満月の後の日曜日と言う計算なので、
通常の年は、五旬節の方が八十八夜より半月ぐらい遅れるようです。)
 
イースターの起源には大麦、五旬節は小麦の収穫祭が
あったし、
日本の俳句でも、初夏の季語が「麦秋(麦の収穫をする季節の意味)」
があるので、
暦は、本来は、農業暦として発達してきたんだなあと思わせらます。
 
この件は面白いと思ったので、
「教会暦」という本を読んでみたのですが、
私たちの生命は、
季節変化のような「宇宙のリズム」の中で
死で完了する「道としての生」を生きている
みたいな説明があって、
 
時間 には、
時間の長さとしての「クロノス」と
一度取り逃がしたら、二度と取り戻すことが
できない「まさにその瞬間」である
「カイロス」があるみたいな
ことが書いてありました。
 
まあ、サクラが咲く季節、
新しい環境が始まる人も多いと思いますが、
めぐる季節と人生選択の時と言うことでしょうか。
 
とにかく、菜園イースターは、ハーブの植え替えです。
実は、ハーブの植え替えにイースターを使うのは
都合がいいのです。
 
なぜなら、「満月の後」で月が欠け始めるから。
 
月の引力で海の満干があるのは
皆さんご存知だと思いますが、
あれだけの月の引力、
 
当然、地下水位にも影響を与えます。
満月の時の方が地下水位はあがりやすいし、
植物の中の水分も「上」にあがろうとします。
 
逆に月が欠けていき、新月に近付くと
地下水位は下がり、
植物体内の水分も「根」の方に下がろうとします。
 
つまり、苗植えには、新月に向かう時期の方が、
いいのです。
 
おまけに、イースターは、必ず日曜日。
 
サクラの季節、下弦の月の日曜日、
休日の菜園、
 
3つそろって、
春先のハーブの植え替えにいいのは、
イースター。
 
はい、皆さん、覚えましたか?
 
イースターは、ディズニーランドより
菜園クラブに行こう!(爆)
 
 
ちなみに、菜園コーディネーター講座では、
かなりまじめに、旧暦や節季と、
気象データの関係を取り上げ、
四季の農作業の意味を
科学的に解説しています。
 
でわでわ!また!
 
**********************************************
菜園起業&菜園デビュー
食べ物を育てる力が身につく
菜園コーディネーター講座
http://www.saienclub.com/coordinator/

東京から通えるあなたの菜園
菜園クラブいわつき 菜園オーナー募集中!
http://www.saienclub.com/owner/
**********************************************

Viewing all articles
Browse latest Browse all 20

Latest Images

Trending Articles





Latest Images